安易な自己判断は重大な病気を見逃すこともあります。症状がある場合は医師にご相談ください。

掌蹠膿胞症の症状

掌蹠膿胞症についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。

掌蹠膿胞症(しょうせきのうほうしょう)とは、皮膚の病気で掌(手のひら)や足の裏に小さな膿胞が現れます。病名の「掌」は手のひら、「蹠」は足の裏を意味し、手の平と足の裏にしか症状が現れないことからこの病名が付けられました。
手の平や足の裏に生じた膿胞は痒みを伴い、破れます。そして破れた皮膚は角質化しポロポロ剥がれ落ちる、という症状を繰り返します。
女性に多い病気とされています。なお、初期の段階は手のひらのみで、その後足の裏にもできるようになることがあります。
他人に感染することはありません。

 

掌蹠膿胞症の原因

掌蹠膿胞症の発症原因は分かっていません。
免疫の異常やアレルギー、扁桃病巣感染症(慢性扁桃炎)などが関係しているのではないかと考えられています。

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掌蹠膿胞症の治療法

掌蹠膿胞症は完治が難しい病気の一つで、治療法はいまだ確立されていません。
症状も良くなったり悪くなったりを繰り返すことが多くなっています。
飲み薬として「ビオチン」を用いる「ビオチン療法」が有効ともされています。

ビオチン
ビオチンとは炭水化物や脂肪などの分解や合成に欠かすことができない物質。ビタミンB群の一種とされている。以前はビタミンHとも呼ばれた。

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掌蹠膿胞症に関するQ&A

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