単純性甲状腺腫の症状
単純性甲状腺腫についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。
単純性甲状腺腫(たんじゅんせいこうじょうせんしゅ)では、前頸部が腫れます。
単純性甲状腺腫の原因
単純性甲状腺腫とは、甲状腺機能亢進症状や低下症状、炎症、腫瘍がなく、単に甲状腺が腫れている状態をいいます。
生体に必要な甲状腺ホルモンが不足することが原因と考えられていますが、その原因はわかっていません。
妊娠や思春期による甲状腺ホルモン需要の増大、海藻などからのヨードの摂取不足または過剰摂取、地域的なヨード欠乏またはヨード過剰摂取、甲状腺ホルモン合成酵素の軽度の障害、甲状腺腫腫大をきたす薬物の内服、軽度の先天的甲状腺ホルモン合成障害などが関係している場合があります。
単純性甲状腺腫の治療法
単純性甲状腺腫の治療は特に必要ないとされています。
症状の現れ方や発症の原因などによっては甲状腺ホルモン製剤などを用いた薬物療法が行われる場合もありますが、多くは定期的な検査を含めた経過観察が行われます。
単純性甲状腺腫に関するQ&A
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