サラセミアの症状
サラセミアについての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。
サラセミアとは、ヘモグロビンを構成するアミノ酸の鎖(グロビン鎖)が合成障害を起こすことで、正常な赤血球が生成されず、壊れやすくなるため溶血性貧血を起こすもので、先天性の疾患とされています。特に地中海沿岸において患者が多く見られるので「地中海性貧血」とも呼ばれます。
正常な赤血球が作られず貧血となります。通常の貧血症状(動悸・めまい・息切れ・倦怠感など)に加えて黄疸や脾臓の肥大といった症状が見られます。
サラセミアの原因
ヘモグロビン蛋白を構成している遺伝子異常により正常に蛋白が生成されないことによるものとされています。
サラセミアの治療法
無症状の場合や症状が軽微である場合は治療を必要としません。対して症状が重い場合には定期的に輸血を行うなどの対処が必要になります。完全な治療を目指す場合には骨髄移植が必要になります。
サラセミアに関するQ&A
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