安易な自己判断は重大な病気を見逃すこともあります。症状がある場合は医師にご相談ください。

アミロイドーシスの症状

アミロイドーシスについての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。

アミロイドーシスとは、アミロイドという繊維状の異常タンパクが一部の臓器または全身の多臓器に沈着する病気です。予後が悪い病気として知られており、国の難病(特定疾患)に指定されています。

沈着部位が腎臓の場合は、タンパク尿からネフローゼ症候群、腎不全へと移行し、心臓の場合は心肥大、不整脈などが現れます。また、末梢神経に沈着すると手足のしびれや麻痺が伴い、自律神経がおかされると食欲不振や排尿障害などの症状がみられます。

肩の結節、強皮症様硬化、色素沈着、脱毛といった症状が皮膚に現れる他、食欲不振や手足の痺れ、めまい、不整脈、排尿障害、倦怠感、むくみなどが生じます。ただし、症状についてはどの部位においてアミロイドーシスが発症しているかにより異なります。

 

アミロイドーシスの原因

アミロイドーシスは、遺伝性(家族性)のほかに、がんや膠原病などが原因となる続発性、免疫細胞の過剰増殖による原発性などの病型に分けられます。

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アミロイドーシスの治療法

アミロイドーシスは、沈着したアミロイドを取り除く治療法はありませんが、原発性であれば化学療法、続発性であれば原因疾患である病気の治療、遺伝性であれば肝移植が有効であるとされています。ただし、そのほかの病型に対する今治療法は確立されておらず、対症療法しか用いることはできません。

このため、予後の悪い病気とされています。特に、心アミロイドーシスやアミロイド腎の予後は極めて悪いとされます。

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アミロイドーシスに関するQ&A

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