安易な自己判断は重大な病気を見逃すこともあります。症状がある場合は医師にご相談ください。

感染性心内膜炎の症状

感染性心内膜炎についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。

感染性心内膜炎(かんせんせいしんないまくえん)とは、敗血症の一種で、心筋の内側にある血液をためる心内腔と接する心内膜に細菌が感染する病気です。IEと呼ばれることもあります。感染症としての症状の他、炎症により心臓などの循環器に損傷を加える場合もあり、血栓が血流にのって流れた場合には、脳梗塞などをもたらすケースもあります。

主な症状としては食欲低下、全身の倦怠感、発熱、悪寒といった風邪に似た症状のため、風邪と誤診されるケースも良くありますが、息切れや動悸、不整脈などの症状が表れる場合もあります。
感染性心内膜炎が突然発症した場合(急性の場合)、数日中に心臓の弁に対して損傷を与えてしまい重篤な状態となる場合もあります。亜急性の場合は数週間から数ヶ月にわたって症状が進行していきます。

 

感染性心内膜炎の原因

感染性心内膜炎は抜歯後や内視鏡検査、婦人科処置などでできた傷から侵入した細菌(溶連菌、ブドウ球菌、黄色ブドウ球菌、真菌)などが原因となります。これらが血流に乗って心臓まで運ばれ、心内膜や心臓弁にとどまり感染を起こします。
なお、感染した細菌の種類により症状が異なります。ただし、感染性心内膜炎患者のうち原因菌の特定が可能なのは患者の半数~6割程度となっています。

健康な人が感染することはほとんどありませんが、心臓弁の病気がある場合、人工透析を受けている人、肝臓疾患がある人、ステロイド治療により免疫力が低下している人などは感染の危険性が高くなります。

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感染性心内膜炎の治療法

感染性心内膜炎は入院して、大量の抗菌薬を数週間続けて服用し病原菌を死滅させる必要があります。原因となった細菌が分かった場合は、その細菌に対する抗生物質を使います。
早期治療を行えば回復が見込めますが、治療が遅れると心臓弁がひどく損傷され、致死率も高くなりますが、細菌の活動期における手術は成績が悪いという統計がでています。

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感染性心内膜炎に関するQ&A

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