安易な自己判断は重大な病気を見逃すこともあります。症状がある場合は医師にご相談ください。

強皮症の症状

強皮症についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。

強皮症(きょうひしょう)とは全身性硬化症・全身性強皮症とも呼ばれる病気で、名前の通り全身の皮膚や内臓が繊維化して固くなってしまう膠原病の一種です。
昔より知られている典型的な膠原病で特に30~50代の女性に多く見られる病気です。男女比はおよそ9倍です。皮膚の硬化だけでなく、末梢循環障害や自己抗体を伴うことが特徴です。

レイノー現象(指先がチアノーゼを起こし、冷感を伴いますが、その後の血流が回復して逆に充血するげ現象)が代表的です。その後、手の皮膚が厚くなり、こわばりを感じるようになります。皮膚の硬化は指先から徐々に進行するのが通常です。
現在難病(特定疾患)に指定されています。

 

強皮症の原因

強皮症は自己抗体による免疫異常と、組織の繊維化、血管障害、環境要因が重なって発症すると考えられていますが、これらの異常がどのようにして起こるのかは明らかになっていません。
遺伝性はありませんが、先天的に強皮症になりやすい要素というものがあるとされます。30代ほどの女性に多く見られる病気です。

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強皮症の治療法

まずは、治療が必要かどうかを診断する必要があります。治療が必要とされる患者は全体のおよそ半数です。しかしながら、治療が必要な場合、完治を期待できる治療法は現在ありません。
副腎皮質ホルモン剤(ステロイド薬)により内臓病変の進行を抑制するなどの一定の効果を得ることが出来ます。
また、それぞれの皮膚症状などに対しては対症療法が行われます。

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強皮症に関するQ&A

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