安易な自己判断は重大な病気を見逃すこともあります。症状がある場合は医師にご相談ください。

脊椎圧迫骨折の症状

脊椎圧迫骨折についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。

脊椎圧迫骨折とは、背中を強く打った後などに背中または腰に強い痛みが生じるものです。
安静にしている時には痛みは和らぎますが動こうとすると強く痛み、特に起床時などには痛みが激しく歩行が困難になり、次第に起き上がることすらも難しくになります。
また、症状が一度消失しても数ヶ月が経過してから症状が現れることがあります。

 

脊椎圧迫骨折の原因

脊椎圧迫骨折とは、強い衝撃を受けることによって胸椎や腰椎が圧迫され、押しつぶされている状態のことをいいます。
若い人でも強い衝撃を受けることによって生じますが、高齢で骨粗鬆症の人は骨がもろくなっている状態のために容易に骨がつぶれてしまうので脊椎圧迫骨折を生じやすくなります。
多くが転倒によって生じますが、くしゃみなどの衝撃でも骨折することがあります。

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脊椎圧迫骨折の治療法

通常はコルセットを装着し、安静に努めることで症状は自然と改善しますが、痛みが強く現れている場合には、鎮痛薬を用いた薬物療法が行われます。
骨折の程度や年齢によっては、入院したうえで背骨の配列を正す整復治療と牽引を行って、骨の癒合を待つ方法がとられます。
ただし、脊髄の圧迫症状や脊髄の損傷がみられる場合には、まひが生じることもあるために早急に手術が行われます。

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脊椎圧迫骨折に関するQ&A

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