概要
外耳道湿疹は、耳の穴の皮膚にかゆみ、赤み、乾燥や皮むけ、ときに湿った耳だれが出る炎症です。かゆくても耳かきや綿棒で掻くと皮膚が傷つき、さらに悪化したり感染を合併したりします。強い痛み、膿のような耳だれ、聞こえにくさ、発熱がある場合は耳鼻咽喉科で診察を受けてください。
原因
耳かき・綿棒や水による刺激、シャンプーや整髪料などの接触、イヤホン・耳栓・補聴器の使用が関係することがあります。アトピー性皮膚炎、脂漏性皮膚炎、乾癬などの皮膚病を背景に起こることもあります。湿疹自体と細菌・真菌による外耳道炎では治療が異なるため、痛みや耳だれの性状なども確認します。
治療法
耳の穴に指や綿棒、耳かきを入れず、気になる製品や水による刺激を減らします。耳の入口の皮膚は必要に応じて保湿し、外耳道内の炎症には医師が状態と鼓膜を確認して外用薬や点耳薬を選びます。ステロイドは湿疹の炎症とかゆみに役立つ場合がありますが、種類と使い方は指示に従います。細菌感染を伴う場合は別の治療が必要です。自己判断で耳の中を洗ったり、薬を注入したりしないでください。
耳の中を掻かない
綿棒や耳かきで皮膚を刺激すると、湿疹と感染が悪化することがあります。
痛みや膿性の耳だれは診察へ
湿疹だけでなく外耳道炎の合併がないか、耳鼻咽喉科で確認します。