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閉塞隅角緑内障

最終改定日:

強い眼痛・充血・かすみ・吐き気は直ちに

急性発作の疑いでは失明までの時間を見積もらず、すぐに受診します。

概要

閉塞隅角緑内障(へいそくぐうかくりょくないしょう)は、目の中の液体である房水の出口「隅角」が虹彩でふさがり、眼圧が上がって視神経が傷む緑内障です。隅角が狭いだけでは眼圧が高くない場合もあり、ゆっくり進む場合と、急に閉じて眼圧が大きく上がる急性発作があります。急性発作では目の強い痛み、充血、かすみや視力低下、頭痛、吐き気などが起こり、視機能を失う危険があります。

原因

虹彩が房水の排出口を覆うことで房水が外へ出にくくなります。眼科では眼圧に加え、隅角の形、視神経や視野の変化を調べて、狭隅角、閉塞隅角、急性発作を見分けます。眼圧の数値だけで病型は決まりません。閉塞隅角と診断されている人は、瞳孔を広げる作用のある薬などが問題になることがあるため、他の医療機関や薬局でも病型を伝えてください。

治療法

強い眼痛や充血に急な見えにくさ、頭痛や吐き気が伴う場合は、時間を決めて様子を見ず、直ちに眼科または救急へ相談してください。急性発作ではまず眼圧を下げる治療を行い、その後も原因や隅角の状態に合わせてレーザー周辺虹彩切開術、水晶体手術などを検討します。レーザーがすべての閉塞隅角で最適とは限りません。点眼や内服、市販の風邪薬を使う際は、閉塞隅角緑内障であることを医師・薬剤師へ伝え、自己判断で処方薬を中止しないでください。

隅角と眼圧、視神経・視野を確認

狭い隅角、閉塞、急性発作を区別して診断します。

レーザーか水晶体手術かを病態で判断

急性発作の眼圧下降後、隅角の構造に応じた治療を相談します。

参考資料

  1. 緑内障日本眼科学会
  2. 眼科領域のレーザー治療日本眼科学会
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