乾皮症の症状
乾皮症についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。
乾皮症(かんぴしょう)は、皮膚が乾燥して白い粉を吹いたような状態になったり、亀裂がみられるようになります。
高齢者に多くみられることから「老人性乾皮症」ともいいます。
腰や太ももの前面など、洋服などの摩擦が生じる部分に生じやすい皮膚炎です。
掻くことで更に症状は悪化し、掻き壊してしまうと湿疹を生じてしまうこともあります。
乾皮症の原因
セラミドなどの、角質にある保湿成分によって皮膚の乾燥が防がれていますが、老化や洗剤の使いすぎまなどによって、それらの物質が失われると皮膚のバリア機能が低下します。
これらの状況によって、皮膚に炎症が生じる状態を乾皮症といいます。
乾皮症の治療法
尿素軟膏や白色ワセリンを患部に1日に2~3回、薄く塗布して乾燥するのを防ぎ、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤によってかゆみを抑えます。。
湿疹が現れている場合は、さらに副腎皮質ステロイド薬によって治療が行われます。
また、日常生活において、体を洗いすぎる、熱いお湯につかる、長湯を避けるなどの点に注意する必要があります。
乾皮症に関するQ&A
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