安易な自己判断は重大な病気を見逃すこともあります。症状がある場合は医師にご相談ください。

躁うつ病の症状

躁うつ病についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。

躁うつ病(そううつびょう)とは、うつ状態とは逆に気分が高揚している状態とうつ状態を交互に繰り返す精神疾患です。躁(気分高揚)とうつ(抑うつ気分)が交互に訪れることから、躁うつ病と呼ばれます。

また、極端な気分の変化が現れることから、うつ病が単極性障害(たんきょくせいしょうがい)と呼ばれるのに対して、躁うつ病は双極性障害(そうきょくせいしょうがい)とも呼ばれます。

躁状態では、誇大妄想、社会逸脱行為(高額の借金など)、対人関係で傲慢な態度をとるといった症状が現れます。また、一定期間をすると今度はうつ状態へと陥ります。

こうした精神上の症状の他身体的な症状としては、睡眠時間の減少(不眠)や多動、観念奔逸といった症状が見られます。

 

躁うつ病の原因

躁うつ病(双極性障害)は、うつ病の場合と同様に、遺伝や内因などの持って生まれた素質、性格精神的ストレス、病気やホルモン分泌の変化などの身体的要素が考えられています。特に幼少期に大切な人との離別や喪失を経験している人に多いといわれている病気です。特に若年齢でかかる可能性が高い病気です。

うつ病と比べると患者数は少ないものの決してかかりにくい精神疾患というわけではありません。発症した場合回復後も再発するケースが多く、一般的には回復後も薬剤による予防を続けることになります。

スポンサーリンク

 

躁うつ病の治療法

躁うつ病(双極性障害)はうつ病より軽いと言われていますが、予後は必ずしも良いとは言えず、抗うつ薬と抗不安薬などの薬物療法と精神療法が併用して行われます。特に精神科の医師に相談することが大切です。

また、躁うつ病の場合は、患者本人や家族(サポートする人)が躁うつ病についての正しい知識を持つことも大切です。躁うつ病は若いときにかかることが多いため、躁状態であるのに、本人や家族はその人の性格としか捉えていない場合もあります。(特に、患者本人にとって躁状態を心地よく感じることがあるため、躁状態に戻りたいと考える人も多いです)

まずは、自身が躁うつ病であり、長期的な治療が必要であることを本人および関係者(家族など)に指導することも大切です。

スポンサーリンク

躁うつ病に関するQ&A

Q&Aの内容は関連する情報をYahoo知恵袋より提供を受ける形で提示しております。回答の内容は必ずしも専門医や医療関係者によりもたらされた情報であるとは限りません。また、内容について不適切な情報であるケースもあります。
不適切なQ&Aを見つけた方はお手数ですが「お問い合わせフォーム」より、その旨をご連絡いただけると幸いです。その際は該当するURLも教えていただけると助かります。

見つかりませんでした

 


キャッシュ使用
病気情報を検索することができます。

病気診断.netカテゴリー