ブドウ球菌食中毒の症状
ブドウ球菌食中毒についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。
ブドウ球菌食中毒とは、細菌性食中毒の一種で毒素型に分類されます。自然界に広く分布している細菌ですが、食品中で繁殖することで毒素を作り出し、毒素で汚染された食品を人が摂取することにより数時間で嘔吐、腹痛、下痢などの症状があらわれます。
症状はおよそ1日程度で回復しますが、脱水症状などを引き起こすこともありますので注意が必要です。
ブドウ球菌食中毒の原因
ブドウ球菌食中毒は、自然界に広く分布している細菌です。人に傷口などにも多く生息しており、手に傷や湿疹のある人が作った食品などでも数時間で繁殖し、それを食べることで食中毒症状を発症することもあります。
ブドウ球菌食中毒は細菌が作り出した「毒素」が原因となりますので、食品を加熱しても細菌は死滅しますが、毒素はのこる場合が多いです。特に手に傷がある人は調理を控えましょう。どうしても必要な場合は、細菌が食品の中に入らないよう十分に注意することが大切です。
ブドウ球菌食中毒の治療法
ブドウ球菌食中毒に感染した場合は水分補給が中心となり、口から水分をとることが出来ない場合は点滴による治療が行われます。原則として水分補給を行えばおよそ24時間以内に回復します。
ブドウ球菌食中毒に関するQ&A
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