扁桃周囲炎の症状
扁桃周囲炎についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。
扁桃周囲炎(へんとうしゅういえん)は口蓋扁桃が炎症を引き起こす病気で、喉の痛みが強く、高熱が出たり、嚥下痛や食事や水も飲み込めないほどのどが腫れるため脱水症状を起こしやすくなります。重症化すると、口が開かなくなり話すことも困難になります。通常、痛みは片側だけです。
急性扁桃炎が進行した場合などに見られる病気で、急性扁桃炎よりも重症で、呼吸困難や敗血症につながる場合もあります。成人に多くみられ、高齢者や体力が低下している人には危険性が高い病気です。なお、さらに進行して膿瘍を伴う場合は、扁桃周囲膿瘍と呼ばれます。
扁桃周囲炎の原因
扁桃周囲炎は急性扁桃炎が周囲に波及したもので、もともとの原因菌(化膿性連鎖球菌、インフルエンザ菌、黄色ブドウ球菌など)に空気を嫌う菌である「嫌気性菌(けんきせいきん)」が加わって発症することが多いようです。
扁桃周囲炎の治療法
扁桃周囲炎は抗菌薬と鎮痛解熱約で症状を抑えます。また、十分な水分補給や、うがいなども欠かせません。膿瘍(のうよう)がある場合は、ドレナージにより膿を外に出します。なお、外科的手術を行った場合は患部を清潔に保ち、定期的なガーゼの交換などが必要になります。
炎症自体に対しては薬物治療が中心となります。細菌に対する抗菌薬(抗生物質)や消炎鎮痛薬を服用します。また、うがい薬も処方されることが多いです。
扁桃周囲炎に関するQ&A
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