安易な自己判断は重大な病気を見逃すこともあります。症状がある場合は医師にご相談ください。

慢性扁桃炎の症状

慢性扁桃炎についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。

慢性扁桃炎(まんせいへんとうえん)とは、持続的な喉の違和感や痛み、発熱、倦怠感などが持続するもので、扁桃や上顎が腫れます。
慢性扁桃炎はその症状のおき方などから「慢性単純性扁桃炎」「習慣性扁桃炎」「病巣性扁桃炎」に分類することができます。

病巣性扁桃炎
病巣性扁桃炎は慢性的な喉の違和感や痛み、刺激物がしみるなどの症状が持続します。ほとんどが成人で小児がかかるケースはほとんどありません。

習慣性扁桃炎
習慣性扁桃炎は急性扁桃炎が年に数回起こるもので、高熱、強い咽頭痛と嚥下痛が特徴です。小児に多い病気で、成人になると自然になるケースも見られます。

病巣性扁桃炎
病巣性扁桃炎は扁桃病巣感染症とも呼ばれます。扁桃自体は軽い喉の痛み程度しか見られませんが、扁桃が病巣となり、掌蹠膿胞症、IgA腎症、関節リウマチ、胸肋鎖骨過形成症、乾癬などの二次障害を引き起こします。

 

慢性扁桃炎の原因

扁桃炎における急性増悪期の直接的な原因は細菌やウイルスによるものであるとされています。また、慢性化しているケースは喫煙・飲酒・化学物質の吸入などにより喉にダメージを与えることも原因といわれます。

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慢性扁桃炎の治療法

慢性扁桃炎の症状に応じた抗菌薬(抗生物質)、消炎薬を服用します。こうした治療で効果が得られない場合や病巣性扁桃炎など他の二次障害を引き起こしているような場合は扁桃(口蓋扁桃)の摘出手術が行われます。

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慢性扁桃炎に関するQ&A

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