リンパ節の腫れが続くとき
首・わきの下・足の付け根などの腫れが続いたり大きくなったりする場合は、かかりつけ医に相談してください。痛みがないことだけで、問題がないとは判断できません。腫れは感染などでも起こり、見た目だけでは病型は分かりません。
概要
リンパ球ががん化する血液のがんで、100種類以上の病型があります。首や脇、足の付け根などのリンパ節が腫れたり、発熱、寝汗、体重減少などがみられたりします。腫れは感染症などでも起こるため、症状だけでは診断できません。全身症状の有無だけで治療結果を決めつけることもできません。
原因
リンパ球の異常な増殖が病気の仕組みですが、原因や性質は病型によって異なります。病型を確定するには、通常は腫れたリンパ節などの組織を採取して調べ、細胞の種類や遺伝子の特徴なども確認します。
治療法
病型、病気の広がり、体の状態を踏まえて治療を選びます。薬物療法、放射線治療、造血幹細胞移植などがあり、同じ『悪性リンパ腫』でも治療は一様ではありません。組織検査による病型と治療目的、選択肢を担当医と確認してください。
組織検査と画像検査で分かること
組織検査ではリンパ腫かどうかと、その種類を調べます。CTやPETなどは病気の広がりを確認する検査です。同じ『悪性リンパ腫』でも治療が違うため、正式な病型名と、追加検査の目的を担当医に確認すると、説明を理解しやすくなります。
治療開始前に相談したいこと
治療の目的、予定期間、入院や通院の見通しを確認しましょう。将来の妊娠・出産を希望する方は、治療が子どもをつくる力に影響する可能性と、温存の相談ができるかを開始前に尋ねてください。