概要
陥没乳頭は乳頭が内側に引き込まれている状態です。もともとの形で左右にみられることもあり、陥没しているだけで授乳ができないとは限りません。一方、以前は出ていた乳頭が新たに片側だけ引き込まれた、乳房にしこりがある、乳頭から血の混じった分泌物が出る場合は、乳腺外科で原因を調べてください。
原因
生まれつき乳頭を引き込む組織がある場合のほか、乳房の炎症・手術・外傷などの後に起こることがあります。新たな陥没は乳房の病気に伴う場合もあります。見た目だけで先天性か後天性か、治療が必要かを決めず、いつから変化したか、左右差、しこりや分泌物の有無を医師に伝えます。
治療法
授乳中に赤ちゃんがうまく吸えない場合は、産科・助産師や授乳支援者に抱き方、乳輪まで深く含ませる方法、赤ちゃんの体重増加や尿の回数を確認してもらいます。乳頭保護器は母乳の移行が減ることもあるため、自己判断で長く使わず専門家と相談します。炎症を繰り返す場合や形・授乳への影響が大きい場合は形成外科や乳腺外科で治療を検討します。手術で乳管が影響を受ける可能性、再陥没、費用と保険適用は方法・病状・医療機関で異なるため個別に確認してください。
新たな片側の陥没は乳腺外科へ
しこりや血の混じる分泌物がある場合も、原因を確認します。
授乳の吸着を一緒に確認
乳頭の形だけで授乳を諦めず、助産師などと赤ちゃんの吸着と母乳移行をみます。