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航空性中耳炎(飛行機耳)

最終改定日:

強い痛み・出血・めまい・急な難聴は受診

軽い耳閉感でも数日続くなら耳鼻咽喉科で鼓膜と聞こえを確認します。

概要

航空性中耳炎は、飛行機の上昇・下降、とくに着陸時の気圧変化で鼓膜の内外に圧の差ができ、耳の詰まりや痛みが起こる状態です。聞こえにくさや耳鳴りを伴うこともあります。多くは短時間で軽くなりますが、強い痛み、出血、めまい、急な難聴がある場合や症状が続く場合は耳鼻咽喉科を受診してください。

原因

中耳と鼻の奥をつなぐ耳管がうまく開かないと、気圧差を調整できず鼓膜に負担がかかります。風邪、鼻炎、副鼻腔炎、強い鼻づまりがあると起きやすくなります。医師は飛行機への搭乗と症状の時間関係を聞き、耳鏡で鼓膜を確認します。聞こえにくさが続く場合は聴力検査などで他の原因や損傷の有無を調べます。

治療法

離着陸中はあくびやつばを飲み込むことが役立ちます。大人や安全にできる年齢の子どもはガムや飲み物で嚥下を促せます。乳児は授乳や哺乳瓶などで飲み込む動きを促します。小さい子どもに飴やガムを与えると窒息の危険があるため年齢に合う方法を選びます。耳抜きは強く息を吹き込まず、痛みが増すなら中止します。風邪や鼻づまりが強ければ搭乗前に医師へ相談し、可能なら旅行を延期します。多くは自然に回復し、痛み止めや鼻症状への治療は状態に応じて医師が検討します。抗ヒスタミン薬、ステロイド、鼓膜切開を全員に行うものではありません。

離着陸時にあくび・嚥下を繰り返す

耳管を開き、鼓膜の内外の圧を調整します。

乳児は授乳、年長児は年齢に合う方法を

小さな子どもに飴やガムを無理に与えず、飲み込む動きを促します。

薬や処置は症状と鼓膜の状態に応じて

多くは自然に軽快し、重症・持続例では医師が追加治療を判断します。

参考資料

  1. Airplane ear: Symptoms and causesMayo Clinic
  2. Airplane ear: Diagnosis and treatmentMayo Clinic
  3. Traveling Safely with Infants and Children: Ear PainUS Centers for Disease Control and Prevention
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