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緊張型頭痛(旧:筋緊張性頭痛)

最終改定日:

突然の激痛や神経症状は緊急受診

突然、数分以内に最も強くなる頭痛や、まひ・意識の変化、発熱と首の硬さを伴う頭痛は、緊張型頭痛と決めつけず直ちに医療機関へ。

概要

緊張型頭痛は、頭の両側が締めつけられる・圧迫されるように痛むことが多い頭痛です。多くは軽度から中等度で、歩行や階段など普段の動作で悪化しにくいのが特徴です。片頭痛と重なる症状もあるため、痛み方だけで病名を決めないでください。数十分から数日続く場合があります。

原因

はっきりした単一の原因は分かっていません。姿勢、睡眠、心理的負担などが関わる場合がありますが、精神的ストレスや筋肉の緊張を全員に共通する「最大の原因」とは言えません。頻回に起こる頭痛では痛みの感じ方の変化も関与します。発症時期、続く時間、月に何日あるか、吐き気や光・音への敏感さ、鎮痛薬を使う日数を記録し、診察時に伝えると役立ちます。

治療法

つらい発作への薬物治療の中心は、アセトアミノフェンや非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)です。薬には副作用や持病による使用上の制約があり、頻繁な使用は薬剤の使用過多による頭痛につながるため、週に2~3日以上必要なら医師・薬剤師に相談してください。頭痛が頻繁で生活に支障があれば、医師が予防療法や非薬物療法を検討します。突然の激しい頭痛、手足のまひ・意識の変化、発熱や首の硬さを伴う頭痛は緊急受診が必要です。

痛み方と頻度を記録する

両側の圧迫感があり、普段の動きで悪化しにくい傾向があります。月に何日・何時間続くか、鎮痛薬を使う日、吐き気や光・音への敏感さも記録します。

発作時の薬と使いすぎに注意

アセトアミノフェンやNSAIDsが急性期治療の中心です。連日の自己使用は避け、週2~3日以上必要なら使用状況を持って相談します。

頻繁な頭痛は予防療法を相談

月に何度も起きて生活に支障がある場合、医師は頭痛の型や併存症に合わせ、予防薬や行動療法・理学療法などを検討します。

診察時に確認したいこと

「片頭痛や二次性頭痛との区別は必要か」「薬を使う日数は多すぎないか」「予防療法の対象か」を記録とともに聞きましょう。

参考資料

  1. 頭痛の診療ガイドライン2021(第I章・第III章)日本頭痛学会・日本神経学会・日本神経治療学会
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