概要
皮膚そう痒症は、はっきりした発疹が見えないのに皮膚がかゆい状態です。かいた後に傷や赤みができることはあります。全身がかゆい場合と一部だけかゆい場合があり、睡眠や生活に支障が出ることもあります。新しく強いかゆみが続く、全身に広がる、黄疸・体重減少など他の症状を伴う場合は医療機関で原因を確認してください。
原因
乾燥はよくある原因ですが、薬剤、腎臓や肝臓・胆道の病気、糖尿病などの内分泌疾患、血液疾患が関係する場合もあります。診察では皮膚の状態と、かゆい範囲・時期、服薬、既往歴を確認し、必要に応じて血液検査などを行います。陰部や肛門のかゆみも、刺激、湿疹、感染、排泄に関連した皮膚トラブルなど原因はさまざまで、性感染症と決めつけることはできません。
治療法
原因が分かればその病気や薬剤の評価・治療を行い、乾燥には保湿と刺激を減らすケアを続けます。抗ヒスタミン薬で和らぐ場合もありますが、すべてのかゆみに十分効くわけではありません。湿疹などの炎症が確認されていない皮膚にステロイド外用薬を一律に使いません。眠れないほどのかゆみ、保湿しても改善しないかゆみは再受診し、原因と治療を見直してください。
かゆみの広がりと服薬を伝える
いつから、どこが、どの時間帯にかゆいか、使用中の薬も診察時に伝えます。
発疹がなくても続くかゆみは相談
全身に続く場合は乾燥以外の原因がないか、必要な検査を相談します。