概要
合指症は生まれつき隣り合う手の指がくっついている状態で、足の指では合趾症と呼びます。水かきが高いだけの場合から、指先までつながる場合まであり、皮膚だけでなく骨がつながることもあります。指の動き、物をつかむ機能、靴の履きやすさなどへの影響は人によって異なります。出生後に気づいたら、小児の手足の診療を行う形成外科・整形外科で状態を確認してください。
原因
胎児期に指が分かれる過程で、隣り合う指が十分に分離しないことで起こります。単独で生じることも、ほかの手足の違いや症候群とともに生じることもあります。医師は皮膚、骨、腱などがどのようにつながっているか、手足の機能とほかの異常の有無を調べ、必要に応じてX線や超音波を使います。
治療法
手の指では機能と見た目への影響を考え、分離手術を検討します。指の間を作り直し、皮膚が足りない場合は皮膚移植が必要になることがあります。手術時期は指の組み合わせやつながり方で異なり、一律には決められません。足趾では機能上の問題が少なく、手術しない選択もあります。手術後も成長とともにひきつれや変形が出る場合があるため、経過を確認します。
つながる組織と機能を確認
皮膚だけか骨もつながるか、手足の使い方への影響を専門医と確認してください。
足趾では手術しない場合も
足趾は機能上の支障が少ない場合もあります。手術の目的と利点・負担を相談してください。
成長後のひきつれも確認
分離手術後も成長に伴う指のひきつれや変形について定期的に確認します。