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雪眼炎・電気性眼炎

最終改定日:

強い痛み・視力低下は眼科へ

片目だけ、異物・薬品が入った可能性がある場合も早めに相談します。

概要

雪眼炎・電気性眼炎は、雪面からの反射や溶接の光などに含まれる強い紫外線で角膜の表面が傷つく病気で、「紫外線角膜炎」とも呼ばれます。浴びた直後ではなく数時間後に、両目の強い痛み、まぶしさ、涙、充血、異物感、見えにくさが出ることがあります。片目だけの症状、視力の大きな低下、異物や薬品が入った可能性がある場合は別の原因も考え、早めに眼科または救急へ相談してください。

原因

雪山の反射光、溶接のアーク、殺菌用紫外線などを防護具なしで見たり浴びたりすると、角膜の表面細胞が傷つきます。受診時には、いつ、どの光を、どの程度浴びたかを伝えます。眼科では視力や角膜を調べ、必要に応じて染色して傷の範囲を確認します。予防には紫外線を遮る雪山用のゴーグルや、作業に適した遮光フィルター付きの溶接面を使います。

治療法

多くは角膜の表面が24〜72時間ほどで回復しますが、痛みが強いときや見え方が落ちたときは眼科で診断を受けます。目をこすらず、コンタクトレンズは治るまで外します。医師の判断で人工涙液や保護用の軟膏、飲み薬の鎮痛薬などを使い、必要な場合に抗菌薬を検討します。麻酔の点眼薬は診察時に用いることがありますが、自宅で繰り返すと角膜の治りを妨げるため、痛み止めとして自己使用しません。痛みが悪化する、翌日以降も改善しない場合は再受診してください。

こすらず、コンタクトレンズを外す

角膜が治るまで装用を避け、処方薬は医師の指示どおりに使います。

麻酔点眼を自宅の痛み止めにしない

診察時に使うことはあっても、繰り返し使うと角膜の治りを妨げます。

雪山・溶接には適切な紫外線防護具を

雪山用ゴーグルや作業に合った遮光面で眼を守ります。

参考資料

  1. PhotokeratitisAmerican Academy of Ophthalmology EyeWiki
  2. Pain After Eye InjuryUniversity Hospitals Dorset NHS Foundation Trust
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