安易な自己判断は重大な病気を見逃すこともあります。症状がある場合は医師にご相談ください。

麻疹の症状

麻疹についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。

麻疹(はしか)は、ウイルス感染後10日~12日の潜伏期を経て発症するもので、鼻汁、結膜の充血、目やになどの症状と、38度前後の高熱が出ます。
その後、頬の裏の粘膜に白色の小水疱がみられ、3日~4日が経過すると熱は一時的に下がりますが、再び高熱を伴い、同時に発疹が現れます。
発疹は赤い小さなもので、耳の後ろから顔、体、手足へ広がります。
また、これらの発疹はお互いにくっつきますが、間に発疹のない皮膚面が残ります。
発疹が全身に広がることろに熱が下がり始め、回復していきます。
数日が経過すると発疹は褐色のしみ状になりますが、これは時間の経過とともに消える症状です。

発症から10日から2週間程度で症状は改善しますが、肺炎や中耳炎などを合併することもあり、このような合併症が生じた場合には入院率は約40%といわれる重度の感染症です。
脳炎や、感染後10年を経てから亜急性硬化性全脳炎という合併症を引き起こすことがありますが、稀少です。

 

麻疹の原因

麻疹(はしか)は、麻疹ウイルスの感染によって発症する疾患で冬の終わりから春にかけて患者数が増加するのが特徴とされています。
麻疹(はしか)は通常、一度かかると免疫が生成されるため、再びかかることはありません。

感染経路としては、飛沫感染と空気感染が挙げられます。
周囲への感染性があるのは発病1日から2日前、発疹が出て4日から5日後までで、特に感染力が強いのは、発病から発疹が出始めるまでとされています。

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麻疹の治療法

麻疹(はしか)に対する特別な治療法は無く、症状を緩和するための対症療法が中心となって行われます。
細菌感染による合併症がある場合には抗菌薬が用いられます。

予防接種(生ワクチン)があり、年齢によっては定期摂取として公費負担で受けることが可能です。
予防接種を受ける前に患者と接触した場合、接触後48時間以内に予防接種を受けるか、5日以内にγ(ガンマ)-グロブリン製剤の注射を受けることで、発症を予防したり、症状を軽減させる可能性があります。

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麻疹に関するQ&A

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