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麻疹

最終改定日:

発熱・発疹があっても、直接待合室へ行かない

麻疹が疑われるときは、まず受診先に電話し、症状、患者との接触、渡航歴を伝えてください。入口や診察時間などの指示を受け、公共交通機関は可能な限り避けます。受診時のマスクは必要ですが、マスクだけで周囲への感染を防ぎきれる病気ではありません。接種歴があっても症状が出た場合は相談してください。

概要

麻疹(はしか)は麻しんウイルスによる感染症です。発熱、咳、鼻水などに続いて高熱と発疹が現れ、肺炎や脳炎などを合併する場合があります。疑う症状があるときは直接待合室へ行かず、まず医療機関へ電話し、受診方法を確認してください。

原因

空気感染などで広がり、感染力が非常に強い病気です。マスクだけで感染を十分に防げるものではありません。予防には麻しんを含むワクチンが有効で、2回の接種歴を確認します。受診時は指示に従い、公共交通機関の利用をできる限り避けてください。

治療法

治療は症状の緩和と合併症への対応が中心です。患者との接触後には、対象者によって72時間以内のワクチン、または6日以内の免疫グロブリンで発症や重症化を抑えられる場合があります。時間が重要なので直ちに相談してください。妊婦や重い免疫不全のある人などは生ワクチンを接種できず、医師が対応を判断します。

接触したら、発症を待たずに相談する

患者と同じ空間にいたなどの接触が分かったら、接触日時と接種記録を確認して直ちに相談してください。発症後の治療と、接触後の予防は別です。ワクチンや免疫グロブリンを検討できる期間には限りがあり、年齢、妊娠、免疫状態で対応が変わります。自分で接種の適否を決めたり、検査結果が出るまで相談を遅らせたりしないでください。

「たぶん接種済み」から、記録の確認へ

母子手帳などで麻疹を含むワクチンの接種回数を確認します。定期接種は1歳と小学校入学前1年間が対象で、成人は受けた機会が世代により異なります。記録不明・1回のみなどの場合は追加接種を相談してください。MRは生ワクチンのため妊娠中には接種できず、妊娠を希望する人も接種時期を確認します。

参考資料

  1. 麻しん(はしか)厚生労働省
  2. 麻しん(はしか)に関するQ&A厚生労働省
  3. Immune globulin for Measles Post-Exposure Prophylaxis米国疾病予防管理センター(CDC)
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