安易な自己判断は重大な病気を見逃すこともあります。症状がある場合は医師にご相談ください。

解離性障害の症状

解離性障害についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。

解離性障害(かいりせいしょうがい)とは、一般的に強いストレスを感じることなどにより記憶や人格の一貫性が失われてしまう障害です。医学的には、心的外傷に対する自己防衛として自己同一性を失う神経症の一種と分類されています。大きく、「解離性健忘」「解離性遁走」「解離性同一性障害」「離人神経症」などが代表的です。

解離性障害と診断される場合はストレス(心的外傷)と症状の発生との間に関連性が見られることが必須とされています。

・解離性健忘(かいりせいけんぼう)
不快な感情を伴う経験(虐待、暴行など)により、その一定期間の記憶が途切れてしまうものです。単なる物忘れという程度ではないほどの記憶が失われています。患者本人はこの解離性健忘状態が非常に不快な状態であるとされています。

・解離性遁走(かいりせいとんそう)
苦痛や不快な思いをした際に、その状況から逃れるために数日から数ヶ月間失踪・放浪して、その後、その失踪していた期間のことを思い出せません。自己の同一性を失ったり、新しい自己同一性を装おうともします。

・解離性同一性障害(かいりせいどういつせいしょうがい)
多重人格とも呼ばれます。明確に区別できる人格が複数存在しています。そして、それぞれの人格は独立して活動します。さらに、解離性同一性障害の場合は、それぞれの別人格が行った行動は記憶していません。

・離人神経症
自分の存在が感じられない、自分の体に対して現実感が失われる、外界が非現実的に感じるなど、意識に疎隔感(そかくかん)を持つものです。要するに、自分という存在を別の人間として傍観者的に感じます。

 

解離性障害の原因

幼少期に受けた心的外傷が関係していると考えられています。また、遺伝的な素質や性格も影響を与えているとされています。
暗示にかかりやすい傾向があり、外傷的な出来事によって発症しているのか、暗示によって思い込んでいるのかの判別が難しい場合もあります。

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解離性障害の治療法

精神分析的精神療法を中心に、抗不安薬や抗うつ薬、抗精神病薬などが対症療法的に併用した治療が行われます。

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解離性障害に関するQ&A

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