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無汗症

最終改定日:

暑さでの体調悪化は早めに対処

暑い場所から離れて体を冷やし、意識の変化などがあれば救急へ。

概要

無汗症は、暑い場所や運動時など汗をかくはずの状況でも汗が出ない状態です。汗が少ない場合は乏汗症と呼びます。体の一部だけの場合も広い範囲の場合もあります。特に広範囲で汗が出ないと体温を下げにくく、体が熱くなる、だるい、頭痛やめまいがするなどの症状が起こり、熱中症につながることがあります。発汗しないことを『暑さに強い』と受け取らないことが大切です。

原因

生まれつき汗を作る仕組みや神経に異常がある場合と、後から発症する場合があります。後天性では皮膚や汗腺、神経、全身の病気、薬剤などが関わることがあり、原因が特定できない特発性後天性全身性無汗症もあります。男性だけの病気ではありません。医療機関ではいつからどの範囲で汗が出ないか、暑さでの症状、薬剤や他の症状を確認し、必要に応じて発汗検査や原因疾患の検査を行います。

治療法

まず暑い場所や激しい運動を避け、涼しい環境を確保し、体を冷やせるものと水分を用意します。原因が分かる場合はその治療や薬剤の見直しを医師と相談します。原因不明の後天性全身性無汗症では専門医が治療を検討することがありますが、効果が確立した治療法はなく個人差があります。無理に発汗を試したり、自己判断で薬をやめたりしないでください。汗が急に減った、広い範囲で汗が出ず暑さに耐えられない場合は皮膚科や医療機関へ。暑い環境で意識がはっきりしない、強い頭痛やふらつきがある場合は涼しい場所へ移し救急へ連絡してください。

汗が出ない範囲と原因を調べる

先天性・後天性、薬剤や全身疾患、発汗検査の必要性を確認します。

冷却と原因に応じた診療を優先

原因が不明でも専門医に相談でき、治療効果には個人差があります。

参考資料

  1. 特発性後天性全身性無汗症(指定難病163)難病情報センター
  2. 特発性後天性全身性無汗症の概要・診断治療指針難病情報センター
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