先天性筋性斜頸の症状
先天性筋性斜頸についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。
先天性筋性斜頸せんてんせいきんせいしゃけい)は、首筋にしこりが生じ、首がしこりがある方に傾くようになります。
新生児期から症状がみられる場合がほとんどで、年長児になるまでに自然治癒されずに放置された場合、顔面に変形が生じる場合もあります。
先天性筋性斜頸の原因
先天性筋性斜頸は、耳の後ろから首を通って胸骨と鎖骨を走る胸鎖乳突筋に、血腫(血液の固まり)が生じ、血腫が硬くなることによってることによって症状が現れますが、この血腫ができる原因の詳細は分かっていません。
逆子(さかご)や鉗子(かんし)分娩で、分娩時に首の筋肉が引っ張られたために生じることが多いとされています。
先天性筋性斜頸の治療法
特別な治療を行わなくても、ほぼ1年以内に血腫は吸収されて、首の傾きは自然と改善されますが、いつも向いている方向と逆の方向へ頭を向けて寝かすなどの工夫も必要です。
まれに、1~2年が経過しても症状が改善しない場合があり、その場合は胸鎖乳突筋の下端を切除する手術が行われます。
先天性筋性斜頸に関するQ&A
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