外側痛の場所と負荷を伝える
痛みが始まる距離や路面、休息で変わるかを記録し、続く場合は整形外科に相談してください。
概要
腸脛靱帯炎は、ランニングなど膝の曲げ伸ばしを繰り返すと、膝の外側に痛みが出る障害で、ランナー膝とも呼ばれます。初めは走り終えた後だけ痛み、進むと運動中や歩行・階段でも痛むことがあります。痛みの場所が膝の外側以外に広い、腫れが強い、体重をかけられない、休んでも改善しない場合は整形外科で別の原因も調べてください。
原因
腸脛靱帯は太ももの外側を走る厚い筋膜で、膝や股関節の動きを支えます。走る距離・強度を急に増やす、休息が少ない、傾いた路面で走る、靴や筋力・柔軟性の問題などが重なると膝の外側で刺激が増します。膝の軟骨や靱帯が壊れる病気と同じではありません。医師は痛む場所と運動の状況を確認し、必要なら画像検査で別の障害を除外します。
治療法
痛みを増やすランニングなどを一時的に減らし、運動量と休息を見直します。理学療法では股関節や膝周囲の筋力・動かし方、柔軟性を確認し、状態に応じた運動を行います。痛み止めが必要なら持病や薬との相性を医療者に相談してください。痛みが落ち着いたら距離や強度を少しずつ戻し、再発しないか確かめます。手術が必要になることはまれです。
別の膝障害を見分ける
腫れが強い、体重をかけられないなど典型的でない場合は、別の膝障害を調べます。
走る量を一時調整
痛みを我慢して距離を伸ばさず、休息と運動量、靴や路面を見直してください。
段階的にランニングへ戻す
痛みが落ち着いたら距離・強度を少しずつ戻し、再発がないか確認します。