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爪甲剥離症

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概要

爪甲剥離症は、爪が先端や側面から下の皮膚(爪床)を離れ、白っぽく見える状態です。痛みがないこともありますが、急に起きたり炎症を伴ったりすると痛むことがあります。剥がれた部分がそのまま再び爪床に接着するわけではなく、新しく伸びる爪が正常に付くことを目指します。

原因

爪への繰り返す外傷や過度の爪の手入れ、水・洗剤などの刺激、真菌や細菌の感染、乾癬などの皮膚疾患、薬剤や全身疾患が原因になることがあります。一つの爪だけで進む場合には爪の下の腫瘍なども鑑別に入るため、原因が不明なら放置しないでください。

治療法

診察で発症時期、爪の数、爪の手入れや水仕事、皮膚症状、服薬歴を確認します。原因が不明な場合は真菌などの検査や、必要に応じて全身疾患の検査を検討します。爪を適度に短く保ち、爪の下を強く掃除せず、洗剤・除光液などの刺激を減らします。感染、皮膚疾患、薬剤などが原因ならそれぞれに応じて治療します。ステロイドやビタミン剤をすべての爪甲剥離症に使う治療とはしません。色が濃くなる、出血する、一つの爪だけで広がる場合は皮膚科で評価を受けてください。

剥がれた部分を戻すのではなく新しい爪を守る

すでに爪床から離れた爪は元どおりに付着しません。爪を適度に短くし、爪の下を器具でこすらず、外傷と刺激を減らして新しい爪が伸びる環境を整えます。

原因で検査と治療が変わる

爪の変化が続く場合は、爪の数、皮膚症状、薬や水仕事、爪の手入れを伝えましょう。真菌などの検査や全身疾患の確認が必要なことがあります。外用ステロイドや栄養剤を原因を見ずに続けないでください。

一つの爪の進行や色の変化は診察を

一つの爪だけの変化が広がる、色が濃くなる、爪の下に出血やしこりがある場合は、まれに腫瘍なども含めて皮膚科で評価します。

参考資料

  1. OnycholysisDermNet
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