安易な自己判断は重大な病気を見逃すこともあります。症状がある場合は医師にご相談ください。

肝膿瘍の症状

肝膿瘍についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。

肝膿瘍(かんのうよう)とは、肝臓内に病原微生物が感染し膿がたまる病気です。突発的にこの病気になるケースは少なく、多くの場合は別の疾患等でお腹の炎症が現れて、その後発症するケースがあります。

大きく、細菌が原因となるものとアメーバが原因となるもがあります。細菌性の場合は虫垂炎、胆嚢炎、胆管炎、内痔核などが原因疾患のことが多く、アメーバ性は赤痢アメーバによるものが多いとされます。

具体的な症状としては、発熱と腹部の傷み、全身の倦怠感などが挙げられます。また、寒気や震えといった症状も見られます。細菌性のものよりアメーバ性のもののほうが症状はやや緩やかです。しかし、進行すると敗血症など重篤な障害をもたらす恐れもありますので早期の治療が必要です。

また細菌性の肝膿瘍の場合は、肝臓以外の臓器にも影響を与えることが多く特に肺にも感染し炎症を引き起こすリスクがあります。

 

肝膿瘍の原因

細菌性の場合
一般的には原因となる疾患(虫垂炎、胆嚢炎、胆管炎、痔核等)により感染します。

アメーバ性の場合
不衛生な国での飲料や食物などを食べることにより赤痢アメーバに感染することで起こることが多いです。

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肝膿瘍の治療法

細菌に対しては抗菌薬(抗生物質)、アメーバ性に対しては抗原中薬(メトロニダゾール)が使用されます。薬が効かない場合や効果が薄い場合には、超音波検査などを通じて膿がたまっている場所を探しカテーテルを挿入して取り除きます。

膿瘍が大きい場合は、超音波画像で位置を確認しながらカテーテルを挿入してドレナージを行います。

ドレナージ
体内にたまった余計な水分や血液などを体外に抜く措置のことを指す。

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肝膿瘍に関するQ&A

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