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産瘤

最終改定日:

急に広がる腫れ・顔色不良は直ちに相談

帽状腱膜下出血など緊急の病気を除外します。

概要

産瘤(さんりゅう)は、出産時に赤ちゃんの頭にかかった圧力で頭皮に生じるむくみです。多くは生まれたときから見られ、柔らかく、頭の骨と骨の境目を越えて広がることがあります。通常は短い期間で小さくなります。頭血腫は骨の表面を覆う膜の下に血液がたまるもので、産瘤とは場所と経過が異なります。見た目や指で押した感触だけで家庭で区別しようとせず、産科・新生児科の診察を受けてください。

原因

分娩中に頭皮が圧迫されることで皮下に水分がたまり、むくみになります。産瘤は骨の境目を越えることがありますが、同じように広がる頭の腫れには、急速に出血が進む帽状腱膜下出血もあります。こちらは緊急の評価が必要です。医療者は腫れの広がり方、増える速さ、赤ちゃんの顔色や元気さなどを合わせて判断します。

治療法

典型的な産瘤は特別な治療をせず経過を見ます。腫れやあざがある赤ちゃんでは、皮膚や白目の黄ばみ、飲み方も観察します。腫れが急に大きくなる・広がる、顔色が悪い、元気がなく飲めない場合はすぐに新生児科または救急へ連絡してください。黄疸が見られる場合も、特に生後24時間以内や飲みが悪いときは速やかな医療者の評価が必要です。

頭皮のむくみと出血を診察で区別

腫れの境界と増える速さ、全身状態を確認します。

典型例は経過観察

数日で軽くなることが多いものの、変化を確認します。

参考資料

  1. Trust Guideline for the Newborn and Infant Physical ExaminationNorfolk and Norwich University Hospitals NHS Foundation Trust
  2. Baby check findings: head swellingsWessex Neonatal Network
  3. Jaundice in babiesNational Health Service
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