生活に支障がある・片側だけ・鼻血があるときは受診
アレルギー以外の原因も含めて診察します。
概要
アレルギー性鼻炎は、ダニや花粉などに鼻の粘膜が過敏に反応し、くしゃみ、透明な鼻水、鼻づまりを繰り返す病気です。季節を問わず続くものと、花粉の飛ぶ時期に強くなるものがあります。朝や夕方だけに起こるとは限りません。睡眠や仕事・学業に支障がある、薬を使っても改善しない、片側だけの強い鼻づまりや鼻血がある場合は耳鼻咽喉科に相談してください。
原因
ダニ、ハウスダスト、スギなどの花粉、動物のフケなどが原因になります。診察では症状が出る時期や場所、鼻の中の状態を確認します。必要に応じて原因を絞る血液の特異的IgE検査や鼻汁検査などを組み合わせます。検査の陽性だけで症状との関連は決まらず、複数の検査が陽性でなければ診断できないわけでもありません。風邪、慢性副鼻腔炎、点鼻薬の使いすぎなど、似た症状の原因も確かめます。
治療法
原因に合わせて室内の掃除や寝具対策、花粉の多い日のマスクなどで曝露を減らします。症状に応じ、抗ヒスタミン薬やステロイドの鼻噴霧用薬などを医師と選びます。鼻噴霧用ステロイドと全身に作用する内服・注射のステロイドは同じ扱いではありません。ダニやスギが原因で、長期的な改善を望む場合は舌下免疫療法なども相談できます。鼻づまりが強く薬で十分改善しない場合に、手術を検討することがあります。自己判断で血管収縮性点鼻薬を長く使い続けないでください。
検査値と症状・鼻の診察を総合する
特異的IgEが陽性というだけで原因と確定はできません。
点鼻薬・内服薬・免疫療法を症状に応じ選ぶ
ダニ・スギでは舌下免疫療法も選択肢です。
血管収縮性点鼻薬の連用に注意
使いすぎで鼻づまりがかえって悪化することがあります。