安易な自己判断は重大な病気を見逃すこともあります。症状がある場合は医師にご相談ください。

原発性ネフローゼ症候群の症状

原発性ネフローゼ症候群についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。

原発性ネフローゼ症候群(一次性ネフローゼ症候群)とは、ネフローゼ症候群の中でも「糸球体」の異常により起こるものを指します。起床時にまぶたや顔がむくみ、日中も立っていると足がむくんでくる症状が現れます。進行するにつれて全身に倦怠感を持ち、むくむ範囲も広がってきます。

 

原発性ネフローゼ症候群の原因

そもそも腎臓では、糸球体が血中のたんぱく質と老廃物を切り離して、たんぱく質だけを血管に流して残りの老廃物を尿として排出する役割があります。原発性ネフローゼ症候群では、この糸球体が働かなくなることにより、老廃物と一緒にたんぱく質も尿として排出されるようになります。同時に血中のたんぱく質が不足することからむくみも生じるようになります。
微笑変化型ネフローゼ症候群や、膜性腎症などが多くの場合原疾患となります。


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原発性ネフローゼ症候群の治療法

原発性ネフローゼ症候群が発症した場合、入院して絶対安静に努め、塩分の制限と低タンパク食などの食事療法を行います。また、症状によっては副腎皮質ステロイド薬や免疫抑制薬なども用いられる場合があります。
しかし、ステロイド薬については投与が長期化することもあり、ネフローゼ症候群以外の副作用が現れるリスクも高いことから使用には注意が必要です。

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原発性ネフローゼ症候群に関するQ&A

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