安易な自己判断は重大な病気を見逃すこともあります。症状がある場合は医師にご相談ください。

大腸憩室の症状

大腸憩室についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。

大腸憩室は病的なものではないため特別な自覚症状は現れませんが、憩室に腸の内容物が詰まると、炎症(憩室炎)を引き起こしたり、憩室周囲の血管が切れて出血(憩室出血)などを引き起こすために、腹痛、便に血が混じる、腹部の膨満感などの症状が現れます。
高齢者に多くみられます。

 

大腸憩室の原因

憩室とは、腸の壁の一部が外側に飛び出して袋状になったものいいます。
大腸憩室は、大腸内圧が上がることや筋層線維の脆弱化が憩室を引き起こす原因と考えられていますが、憩室を発症させる直接の原因は分かっていません。
腸の筋層がけいれんを起こすと腸壁に圧力が加わるため、腸壁の弱い部位が外側に飛び出すのではないかと考えられています。

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大腸憩室の治療法

大腸憩室で合併症を引き起こしていない場合や自覚症状が現れていないような場合は特別な治療は必要なく、食物繊維の多い食事を心がけるなどの日常生活の改善に努めます。
憩室炎や憩室出血などの合併症が表れている場合は絶食して安静を保ちながら、薬物療法が行われます。
また、憩室が破裂した場合は腹膜炎を引き起こす可能性があるため手術が行われることもあります。

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大腸憩室に関するQ&A

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