今貧血について勉強しているのですが、自己免疫性溶血性貧血ではど …

2009年05月20日 Q.質問
今貧血について勉強しているのですが、自己免疫性溶血性貧血ではどうして、血小板が減少するのですか?親切な方もしよろしかったら教えていただけないでしょうか?
2009年06月03日 A.回答
自己免疫性溶血性貧血とは赤血球の表面に顔を出しているタンパク質に対して、本来は自分の一部なのですから免疫反応は起きてはいけないにもかかわらず、免疫細胞が抗体を作り出してしまうために生じる病気です。作られた抗体が自分の赤血球にとりつき、これを補体やマクロファージなどが攻撃してしまうことで溶血や貪食が生じ、赤血球が減少してしまいます。この抗体が純粋に赤血球にのみ存在するタンパク質に対して作られれば貧血のみが生じますが、多くの場合は赤血球以外にも血小板や白血球も持っているタンパク質に対しての抗体も作られます。このために血小板も少なからず減少してしまいます。白血球は通常ものすごい早さで作られては死んで、を繰り返しているので、抗体などで壊される速度がかなりのものにならないと現症してきません。一般的には自己免疫性溶血性貧血という場合、あまり血小板減少が目立たないものを指します。もしも血小板減少が著明で、特発性血小板減少性紫斑病の基準を満たすような状態になった場合、すなわち自己免疫性溶血性貧血+特発性血小板減少性紫斑病となったものをEvans症候群と呼びます。

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