流産の再手術について妹が、先月初めに子宮内ソウハ手術を受けまし …

2009年03月05日 Q.質問
流産の再手術について妹が、先月初めに子宮内ソウハ手術を受けました。妊娠9週目で赤ちゃんの心拍が停止したためです。術後、出血が続き一ヶ月たった今も止まりません。何度か血の固まりも出て、担当医の話では、「現在は、だいぶ子宮も小さくなり、子宮内が綺麗になっているけど、まだ、血の固まりがあって出血が続くようなので再手術をしたほうが良い」という事です。周囲の経験者の方の話を聞くと、「1回で手術が終わり、その後出血はなかった」という人も居れば、「術後2週間くらい出血が続いたけど、その後は順調に回復した」という人が居たり、と様々です。手術前に、「胞状奇胎等の病気が考えられる場合は再手術の可能性がある」と、担当医に聞いていましたが、血液のhcg値からもそれは考えられないということだし、「残った血液の固まりの為に再手術」と聞くと何故、1回目の手術のときに全てソウハできなかったのか?と担当医を疑ってしまいます。。。どうして、人によってこのような差が出てしまうものなのか。再手術となると、また同費用ががかかり産科医の思う壺のように考えてしまいます。どなたか、ご経験者もしくは専門の方、お分かりでしたら教えてください。
2009年03月20日 A.回答
流産で掻爬をした場合、通常はおっしゃる通り1〜2週間で出血は止まります。が、掻爬という処置は、どうしても手探りでの処置になりますので(子宮の穴は小さいので、子宮の中をじかにのぞきながら・・・というのは無理)、稀ではありますが、熟練した医者であっても内容物が十分に取り切れない場合があります。というのも、やみくもに激しく掻爬すると子宮の中を傷つけて後遺症を残してしまうおそれがあるため、大事な部分(妊卵)が確実に取れて、周囲の組織(脱落膜と言います)があらかた取れれば、残りは出血とともに自然排出されることを期待して、無理に掻爬を続けないということもあるのです(通常はこれでうまく排出されます)。ただ、あなた様の場合、運悪く排出されなくて、血のかたまりとして残ったことで、子宮の収縮(いわゆる「子宮の戻り」)が悪くなっている状態だと思われます。これはどうしても、稀な確率ながらありえることなので、そのことで先生を責めるのは酷のように思います。稽留流産に合併した胞状奇胎(部分胞状奇胎と言います)は、通常では見逃されやすい病気です。主治医の先生が血中HCG検査を実施しておられるようですが、この検査は普通の妊婦検診ではまず行いません。また掻爬の時に「胞状奇胎等の病気が〜」という説明を受けたとのことですが、一般に流産手術の際に、再掻爬の可能性まで説明することはまずありません。一方、胞状奇胎が疑われた時は、後日必ず再掻爬をするのがセオリーです。これらの事実は、先生が部分胞状奇胎の可能性にいち早く気づいて、一生懸命対応されたことを意味しています。大変真摯で優秀な先生だと、私にはそう思えます。もちろん胞状奇胎と決まった訳ではありませんし、単に血のかたまりがたまっているだけかもしれません。どうか、先生から十分説明を受けて、必要な治療をお受けになってください。お大事になさってください。
 
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