80歳になる母の心臓に雑音がするということで、エコー検査を行なっ …

2007年02月16日 Q.質問
80歳になる母の心臓に雑音がするということで、エコー検査を行なったところ、大動脈弁狭窄症との診断で、医師からは治すには手術しかなく、しない場合には、5年の寿命といわれたそうです。血液状態は非常に良い状態(現在ワーファリン服用中)であり、自覚症状も何もないらしいのですが、やはり手術をしなくてはいけないのでしょうか。たまたまこの日は事情があり、母ひとりで病院に行き、この宣告を受けたため、かなりショックを受けていて、手術は嫌だと言っています。
2007年02月22日 A.回答
大動脈弁狭窄症であれば、大動脈弁の前後の”圧較差”が解らないとはっきりとは解りません。解りませんが手術の是非は難しいところです。もう80歳ですし、今後狭窄による心不全等が起きなければ手術しなくてもいいし・・・とも考えてしまいますが、この疾患が少しややこしいのは高率に「突然死」の原因になりうること、および症状が出たときはもう手術も出来なく遅い、となる可能性が高い事です。90歳超えて手術が体力的にできなく、これが見つかった場合は家族にのみ「突然死」の可能性を必ず話されるようです。心不全等の自覚症状の有無は関係ありません。また無いからこそお悩みなのでしょうが、逆に自覚症状が出たときは心臓が弱りもう手術は出来なくなる可能性もあります。(症状が出始める前に早急に手術を、というのが本筋です)またこの疾患の手術適応は医師の中で比較的明確に決められています。従って医師が患者をみて手術適応があると判断し(突然死のリスクがあり心不全になる可能性が高い)、その体力があるのであれば手術を積極的に考えたほうがいいかもしれません。悪くならない希望的観測 と 突然死および悪くなる可能性+体力との相談でしょう。もちろん数値化できるものではなく、可能性は常にあり、後者の可能性は非常に危険ということです。この疾患だけをみればやはり検討すべきでしょう。あとは体力および患者の人生観・考え方です。

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