結核性髄膜炎について:治療方法や留意点をご説明下さい。
2011年12月25日
Q.質問
結核性髄膜炎について:治療方法や留意点をご説明下さい。
2011年12月25日
A.回答
早期に治療を始めることが大切で、結核菌検出の結果を待たずに、イソニアジド+リファンピシン+ピラジナミド+ストレプトマイシンまたはエタンブトールの4剤を併用した治療を開始します。のちに、分離された菌の感受性をみながら処方を変更します。重症例では、炎症や浮腫の軽減を目的に副腎皮質ステロイド薬を併用します。水頭症が合併した場合は、脳室手術やシャント手術が行われます。診断や適切な治療開始が遅れると予後はきわめて不良で、しばしば死に至ります。死亡率は20~30%で、約25%は後遺症が残遺するとされています。乳幼児にBCGワクチンを接種すると結核予防効果があり、とくに結核性髄膜炎を予防できるとする根拠があるので、世界的にBCGワクチンの接種が進められております。国立病院機構の呼吸器専門病院等を受診し結核専門医と相談する必要があります。
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