以前、網膜中心静脈閉塞症について質問させて頂きました総合病院の …
2010年01月01日
Q.質問
以前、網膜中心静脈閉塞症について質問させて頂きました総合病院の眼科で治療を受けておりましたが、やはり若先生に対して信用、信頼関係が持てず少し遠くですが別の病院へお願いする事にしました総合病院での見解では両目とも視力の回復は諦めて下さい、緑内障の予防にレーザー治療をしせめて光だけでも残しましょうとのことでしたほとんど諦めて今の病院にお願いした所、すぐに入院から手術になり硝子体手術と白内障の手術をする事になりました術後は予想以上の視力の回復が見られて本人も私もとても喜んでおります術前は目の前の人の顔も認識出来なかったのですが今では携帯でメールが打てる状況まで回復しました前の先生が適切な治療をして下さったおかげで今回の手術後の経過が良い結果に繋がった可能性ももちろんありますが・・・あと左目も現在の所、視力としての数値は無い状態で初診の時に網膜剥離と網膜の腫れ、あと網膜が引っ張られている状態で右目同様、早く手術をした方が良いとのことでした先生が仰るには左目の方が視力の回復が難しいらしいのですがやはりそうなのでしょうか・・・分りづらい説明で皆さんにご意見を伺うのも申し訳ないのですがよろしくお願い致します
2010年01月15日
A.回答
両眼性の網膜中心静脈閉塞症ということで、不自由されてきたかと存じます。お話の内容からしますと、左右眼での状態は異なることが予想できました。まず手術された右眼についてですが、・術前は目の前の人の顔も認識出来なかったこと・すぐに入院手術となったということ以上の2点から恐らく、「硝子体出血」をされていた状態であったのだろうと思います。この場合、眼底の状態を詳細に確認することは非常に困難で、術後の見え方がどのくらい良くなるかの予想も難しいです。正直手術してみないと分からない、というのが実状です。と言いますのも、ものをみるときは、黄斑部(おうはんぶ)という網膜で最も感度が良い部分に像が投影されます。その黄斑部に障害がありますと、はっきりせず視力低下をきたしてしまいます。硝子体出血がありますと、その黄斑部の状態が術前には確認困難なケースが多く、手術で出血除去をして、黄斑部やその周囲の血管の状態が見えるような状況になってはじめて術後の回復予想が立てられるのです。手術された右眼は、・今では携帯でメールが打てる状況まで回復しましたとのことですから、黄斑部の障害が軽度であったため、硝子体出血を取り除くことで見えるようになったのではないかと思います。しかし、左眼はすでに・網膜剥離と網膜の腫れ、あと網膜が引っ張られている状態と診断されておられます。これは黄斑部の状態のことを示していると考えられます。このようにすでに黄斑部がかなりダメージを負っている場合は、手術を行っても過度な期待は禁物となります。しかし、牽引性網膜剥離を発症されているようなので、なにもせずにいても改善の見込みは少ないでしょうし、逆に増殖膜の悪化により網膜剥離が進行していく可能性の方が危惧されるでしょう。担当医の先生も、「見えるようにするのではなく、進行を防止するため」などと仰ってはおられませんか?また、再び右眼についてですが、今後の経過観察も非常に重要です。黄斑部浮腫(腫れ)や再出血が起こらないかなどをしっかり診てもらって下さい。以上ご参考になればと思います。
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