特発性正常圧水頭症などを含めた認知症対応について質問です。93歳 …

2011年01月02日 Q.質問
特発性正常圧水頭症などを含めた認知症対応について質問です。93歳の認知症、祖母の介護をしています。特養施設が待ちの状態で、なんとか、デイサービスなどでだましだまし対応しています。特養施設が期待できないことから、改善策はないかと考え、歩行困難、痴呆が著しい為、特発性正常圧水頭症の検査に行こうと思っています。しかし、93歳という年齢から、漠然とした不安があります。(体力的に無理なのでは。。金銭的に莫大だと年齢的にどうなのだろうか。。)特発性正常圧水頭症にお詳しい方、アドバイスお願いします。保険内の手術だと聞いてますが、費用はどうなのでしょうか?また、現在は持病でかかっている内科の先生から新薬といわれる認知症の薬をのんでますが、効果はありません。やはり、薬物療法は期待できないのでしょうか?どうやって、介護していけばいいか、真剣に考えなくてはと思っています。なんでもいいので対応方法をご存知の方、ご教授願います_(._.)_現在は、デイサービスと本人と極力コミニケーションを取るくらいの対応です。
2011年01月09日 A.回答
sisannkannri99さんいろいろな意見があって悩むのではないでしょうか?まず一般的に認知症患者で今回の分析調査の結果、『iNPH』が疑われる人の有病率は高齢者(65歳以上)の1.1%であることがわかりました。日本人口の高齢化率(約22%)で換算すると約31万人(人口10万人あたり約250人)の方が罹患している可能性があると言えます。『iNPH』の有病率は、よく知られた疾患である認知症や歩行障害を呈するアルツハイマー病の有病率高齢者の約 4%(人口10万人あたり1,000人)やパーキンソン病の有病率高齢者の0.4%~0.7%(人口10万人あたり100~150人)の間に位置すると考えられます。http://www.jnj.co.jp/group/press/2009/0914/index.htmlこれまで認知症のうち『iNPH』である患者は5%(約12.5万人)と考えられていました。これまでの分析調査の結果、『iNPH』が疑われる人の有病率は高齢者(65歳以上)の0.51~2.9(1.1)%であると推定されております。日本人口の高齢化率(約22%)で換算すると低く見積もっても約 31万人(人口10万人あたり約250人)の方が罹患している可能性があると言えます。『iNPH』の有病率は、よく知られた疾患である認知症や歩行障害を呈するアルツハイマー病の有病率高齢者の約4%(人口10万人あたり1,000人)やパーキンソン病の有病率高齢者の0.4%~0.7%(人口10万人あたり100~150人)の間に位置すると考えられます。http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/056.htmなどを参考にしてくださいね多数の意見がでておりますが、その内科に依頼して「特発性正常圧水頭症が心配ですので脳神経外科へ紹介状をかいていただけないでしょうか?」と伝えてください。特発性正常圧水頭症は一定の割合(上述)で存在しております。ですが、認知症(特に前頭ー側頭型認知症)と鑑別がつきずらいのがネックです。症状は進行する物忘れ、歩行障害、し尿失禁ですが、記載した順に出現します。ですので3つそろわないこともあります。先ほど記載したとおり、他の認知症との鑑別が難しく、認知症を診察している神経内科や精神科でも見逃しているのが現状です。(プライドでしょうか?脳神経外科に紹介したがらないんですよね)診察と問診で先ほど記載した症状の有無や進行の仕方を聴取します。そして血液検査(内分泌代謝異常などの全身疾患からの症状がないことを確認して、もしも特発性正常圧水頭症であるならば手術可能かどうかなどを判断します)、頭部のCTやMRI検査を行います。臨床症状から特発性正常圧水頭症を疑い、CTやMRIで脳室拡大を認めるならば、画像上で脳室サイズの「比率」をだします(エバンスインデックスなど)これで水頭症が存在していて、これによる症状の出現と進行があると判断すれば次にタップテストを行います。(医療施設によって追加検査は他にもあります)タップテストで一定量の脳脊髄液を除去し、症状がどれくらい改善するかを判断します。これで改善具合がよろしく、そのほかの原因がなくて、手術も可能であれば脳室ー腹腔短絡術、腰椎ー腹腔短絡術を行います。以上が特発性正常圧水頭症の検査治療の大筋の流れです。検査諸費用もろもろを含めても金額はさほどかかりません。年齢からして1割負担でしょうし、特発性正常圧水頭症であるならば難病指定に認定されていますので医療費は免除されます。http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/056.htmを参考にしてください。(実費など別途費用がかかることはあります)入院期間は約1週間みていただけたらよいでしょう。ですのでまず診断しかりですから、脳神経外科へ紹介していただきましょう。>特発性正常圧水頭症にお詳しい方、アドバイスお願いします。過去の回答を読んでいただけましたら、どのような職かわかっていただけると思います。特発性正常圧水頭症であるならばお薬による管理は難しいとお考えください。年齢どうこうではなくて、手術前の状態と支える家族などの背景やタップテストでの改善具合で手術適応を判断します。99歳でも行ったこともあるんですよ(脳室ー腹腔短絡術)手術時期は診断がつき次第なるべく早めなのが理想ですが、ある程度期間がたっていてもiNPHの場合行うことがあります。くも膜下出血後などの正常圧水頭症と少々異なります。後、一番鑑別のつきにくい前頭ー側頭型認知症ですが、これはある程度はアルツハイマー型認知症のお薬で効果が出る場合も認められていますが、なかなか対応も困難です。もちろん現状では手術適応などありません。まずは診断を受けてみてください。外来レベルと場合によって数日間の入院検査などで手術適応まで判断可能です。社団法人 日本脳神経外科学会http://jns.umin.ac.jp/ここからお近くの脳神経外科専門医を探すこともできますし、地域によっては「水頭症外来」などを行っているところもあります。

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