関節リウマチに効く薬はありますか。副作用がないのがベストです、 …
2010年05月13日
Q.質問
関節リウマチに効く薬はありますか。副作用がないのがベストです、、、
2010年05月14日
A.回答
某医院サイトから引用・・・・MTX(メトトレキサート・メトレート・リウマトレックス・メソトレキセート)MTXとは?1カプセル2mg抗リウマチ剤のなかでもっとも確実によく効く薬なので、現在では世界的に抗リウマチ剤の第一選択薬になっています。リウマチのごく軽症の方や強い肝障害、肺疾患のある方、妊娠を考慮されている方などを除き、私の場合ほとんどの方に処方します。昔から抗がん剤として使われている薬ですが、抗がん剤として使われる量のおよそ100分の1の量を週1回~2回投与するだけでよく効きます。まず服用する曜日を決めて週に4mgから8mg(2~4カプセル)の少量から開始し、効果の出るまで数ヶ月かけて増量していきます。(男性20mg 女性16mg程度)だいたい飲み始めて1~2ヶ月で効果が出てくることが多いようです。MTXの投与量について日本では、最大一週間に8mg(=4カプセル)までと決められています。しかし、日本以外の欧米、アジアの国でも必要があれば25mg(10-12カプセル)まで使用されています。近年は、最大30mg-40mg投与する施設もふえているようです。十分な量を使えばよくなるものを、このような制限があるためにリウマチが進行してしまい、苦しんでいる患者さんが大勢いるのが日本の現状です。当院のリウマチ外来では私の責任のもとに、それぞれの患者さんに最も適切な量を処方します。つまり、強い副作用のない範囲で最大の効果をあげる量です。 リウマチコントロールの目標は、炎症の強さをあらわす血液の数字CRPに関して言えば、最低でも0.5以下におさえていくことです。症状は検査の数字よりももっと大事です。関節の腫脹はゼロ、痛みはたまに軽くある程度になるまで、たとえCRPが低くてもMTXは増量します。(もちろん副作用が出現すればそれが上限になりますが。)そのかわりに、副作用のチェックは厳しくおこなっていきますので安心してください。MTXの副作用についてシオゾールなどの今までによく使われた抗リウマチ剤と比較して、むしろ副作用は少ないといえます。ただし間質性肺炎(レントゲンで肺が白くなる)や白血球減少など危険な副作用がまれに起こるので注意が必要なのです。正しい服用法とチェックを怠らず、早めに対処すれば大事にはいたりません。投与開始前に胸部レントゲンをチェックします。また投与開始後は3~4週後に血液検査をして副作用のチェックとCRPの下がり具合をみます。安定してくれば採血は1から2ヶ月おきに減らします。咳や発熱、息苦しい、ひどい全身倦怠感などの症状が出たときは次の受診日を待たず、すぐに受診し、胸部レントゲンのチェックと血液検査を受けてください。他によくある副作用としては胃腸障害、口内炎、髪を洗ったとき毛が抜けやすい、肝機能の数値の上昇、などがあります。これらの副作用は反面、体内で薬剤がよく作用している(濃度がよくあがっている)というサインにもなりますから軽症であればあまり心配する必要はありません。副作用をおさえるために葉酸(商品名フォリアミン)というビタミン剤を服用してもらいます。MTXと一緒に飲むと、抗リウマチ作用を減弱させてしまいます。MTXを服用する日の前日と翌日に1錠(5mg)ずつ服用していただいています。
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