乳がんの症状
乳がんについての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。
乳がんは乳腺に触れると硬いしこりを感じます。
しこりは硬く、でこぼこしており、痛みを伴うこともあります。
症状が進行するとしこり周辺の皮膚に赤みを伴い、周囲の組織と癒着して動かなくなります。
乳がんの進行段階は下記の通りです。
・0期
しこりのない非浸潤がん
・1期
早期乳がん
・2期
早期乳がん
(腋窩(えきか)リンパ節に転移の恐れあり)
・3期
局所進行乳がん
・4期
遠隔転移乳がんあるいは末期がん
乳がんの原因
乳がんとは、乳腺に悪性腫瘍が生じている状態をいいます。
悪性腫瘍が生じる原因の詳細はわかっていませんが、動物性脂肪の過剰摂取など食生活の欧米化が関係していると考えられています。
出産をしなかった人、高齢出産を行った人にも多くみられる病気ともされています。
他にもアルコールの過剰摂取、喫煙などの関係も考えられています。
乳がんの治療法
乳がんの治療は、手術療法、放射線療法、化学療法、ホルモン療法を病気や患者のライフスタイル、希望に合わせて単独、または複数組み合わせて行われます。
手術療法の場合は、温存術と全摘出術に大別されます。
生存率は変わりませんが、外見的または運動機能などに違いが出てきます。
温存する場合には局所再発率が高くなるために放射線療法が必要不可欠となります。
しかし温存療法は、がんが広範囲に及んでいる場合や放射線治療ができない妊娠中などには出来ず、全摘出術が選択されます。
最近では、皮下乳腺全摘という、従来の全摘術より乳房再建が容易で根治性や局所再発率も全摘術と変わらない治療法が注目されています。
乳がんに関するQ&A
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