安易な自己判断は重大な病気を見逃すこともあります。症状がある場合は医師にご相談ください。

外傷性気胸の症状

外傷性気胸についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。

外傷性気胸(がいしょうせいききょう)の主な症状は、息切れ、呼吸困難、胸の痛みです。
胸部を観察すると胸壁創からの空気の出入りがみられます。
傷が小さい場合には呼吸運動に伴い、胸壁創から「しゅっしゅっ」という音や「ぶーぶー」という音が聞こえる場合があります。

 

外傷性気胸の原因

外傷性気胸とは、肋骨の骨折など、胸部が外部からダメージを受けることによって胸膜に孔(あな)があいてしまうことによって生じるものです。
暴行、交通事故、墜落事故などによる外傷や極度の圧迫、衝撃などが原因となります。

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外傷性気胸の治療法

程度が軽い場合には、安静に努めることで症状が消失することもありますが、通常は肺から漏れた空気を抜く脱気療法や胸腔ドレナージなどの治療が行われます。
空気の漏れが止まらない場合や再発を繰り返す場合には、胸腔鏡という内視鏡を使用して、嚢胞を縫縮したり切除したりする手術が行われることもあります。

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外傷性気胸に関するQ&A

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