安易な自己判断は重大な病気を見逃すこともあります。症状がある場合は医師にご相談ください。

尿崩症の症状

尿崩症についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。

尿崩症(にょうほうしょう)は、尿の量が急に多くなることが主な症状です。
尿量は1日に3リットルから10リットル程度まで及び、水分が尿として排泄されるためにのどが渇くようになります。皮膚や粘膜の乾燥、全身倦怠感が現れることもあります。
また、尿意によって夜間の睡眠が妨げられるようになります。

 

尿崩症の原因

尿崩症とは、脳の下垂体から分泌される抗利尿ホルモンの減少、腎臓の障害が原因で生じる疾患です。
尿崩症は中枢性尿崩症と腎性尿崩とに大別されます。

中枢性尿崩症の場合、脳腫瘍、頭部外傷、炎症などが発症原因となります。
腎性尿崩症の場合、腎臓の炎症に基づく続発性腎性尿崩症と先天性の場合があります。

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尿崩症の治療法

中枢性尿崩症の場合は、抗利尿ホルモン薬のデスモプレシンを1日数回点鼻します。
腎性尿崩症の場合は、脱水症状を予防するためにも、のどが渇いたらすぐに十分な量の水を飲むようにする必要があります。

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尿崩症に関するQ&A

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