安易な自己判断は重大な病気を見逃すこともあります。症状がある場合は医師にご相談ください。

川崎病の症状

川崎病についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。

川崎病とは3歳以下の子どもに多くみられる病気です。
診断基準となる症状には下記の6つの項目があり、この6項目のうち5つ以上に当てはまれば「川崎病」と診断されます。

(1)発熱が5日以上継続している
38度から40度近くの高熱が出て、1週間から2週間続きます。

(2)白目が充血している
発熱してから2日から5日経過すると結膜が真っ赤になります。

(3)唇が赤くなる、舌の表面にブツブツができる
唇が真っ赤に腫れ上がり、舌は充血して表面にブツブツができます(いちご舌)。

(4)首のリンパ節が腫れる
リンパ節が痛みを伴って腫れます。

(5)全身に発疹ができる
全身に赤い発疹がみられますが、水疱にはなりません。

(6)手のひら、足の裏が赤く腫れる
手のひらや足の裏が赤くなり、しもやけのように真っ赤に腫れる場合もあります。
発熱後、10日程度経過すると指先のほうから皮がむけてきます。


また、心臓の冠動脈に動脈瘤ができるのも特徴として挙げられます。
心臓の超音波検査で冠動脈の動脈瘤が発見されれば、症状が4項目であっても「川崎病」と診断されます。

 

川崎病の原因

川崎病(かわさきびょう)の発祥原因はわかっていません。
ウイルス、ダニ、ブドウ球菌による感染、体の免疫機構の関係性などが様々な要因が考えられています。
5歳以下で1歳前後の子どもに発症することが多く、重大な後遺症を残すこともあります。

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川崎病の治療法

ガンマグロブリンを大量に服用し、経過観察が行われます。
その後は血栓の生成を防止するためにアスピリンを少量ずつ服用します。
熱は約2週間程度で消失し、手足の皮膚がポロポロと落ちるようになります。
症状がなくなっても数ヶ月は経過観察と併せてアスピリンの服用が行われます。
動脈瘤が無い場合には完治後は通常通りに生活することができますが、冠動脈病変を併発してしまった場合は定期的な検査と併せて薬を服用し続ける必要があります。

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川崎病に関するQ&A

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