安易な自己判断は重大な病気を見逃すこともあります。症状がある場合は医師にご相談ください。

てんかん(小児期)の症状

てんかん(小児期)についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。

てんかんの多くは小児期に発症します。
ここでは小児期に発症するてんかんについて説明しています。
てんかんの発作には、脳全体に広がる全般発作と、一部に起こる部分発作に大別されます。

・全般発作
突発的に意識がなくなり、全身が硬直し、手足が震えはじめます。これを「強直間代発作」といいます。
急に意識がなくなり5分から30分経過して意識が回復するものを「欠神(けっしん)発作」といいます。これは小児に最も多いとされる病型で、手に持っていた物を落としたりすることで周囲が気づく場合があります。
これらの発作そのものは、いずれも数分で治まります。
30分以上も発作が続く場合には医療機関で受診する必要があります。

・部分発作
体の一部がけいれんしたり、幻覚や幻聴、頭痛、腹痛、恐怖感を抱くなどの症状が現れます。

 

てんかん(小児期)の原因

生まれつき発作を起こしやすい体質を持っている場合がありますが、その原因は不明とされています。
生まれつきだけでなく、出産時に起きた障害、頭部外傷、脳炎、髄膜炎などの病気の後遺症として現れる場合もあります。

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てんかん(小児期)の治療法

大人のてんかんの治療法と同様に、予防的な目的で抗てんかん薬を使用します。
脳に支障がない場合は早期に治療効果が上がり、そのほとんどが完治します。


[発作が起きた場合には]

まず、体を締め付けているものをゆるめて静かに寝かせます。
その際に顔だけ、もしくは体全体を横にして寝かせ、嘔吐物による窒息を防ぎます。
けいれんを抑えつけるようなことはせずに、冷静になりましょう。
医師が発作時に立ち会う機会は少ないため、身近な人からの情報は貴重な判断材料となります。
受診の際に医師に伝えるために、眼球、手足の動き、左右の差など、発作の状態をメモしておく必要があります。
てんかんと診察されており、かつ発作が数分で終わり、怪我や異常がみられない場合には病院へ行く必要はありません。
ただし、発作が終わって意識が回復し、落ち着くまではそばを離れないようにしてください。

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てんかん(小児期)に関するQ&A

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