薬物依存症の症状
薬物依存症(やくぶついrぞんしょう)とは、鎮静、興奮、快感などの精神作用のある物質を、医療上の目的以外にしようする、不当な量を使用する、反社会的な使い方をする等のことを「乱用」といいます。
さらに、「乱用」の結果、自分の意思で薬を断つことが不可能になった状態を「依存症」といいます。
・睡眠薬や抗不安剤
バルビツレート系、ベンゾジアゼピン系の薬物(セルシン、ベンザリンなど)やその類似薬物デパス、ハルシオンなどによる依存が一般的に知られています。
これらはアルコールによる障害と似ており、耐性と精神的依存、身体的依存をきたします。
・覚せい剤(メタンフェタミン)
使用すると、疲労回復、気分爽快、性欲増進などが現れますが、数時間後には疲労感や不安感、恐怖に襲われます。
再び使用しても耐性が生じるためより多くの量を使用し、いっそう強い疲労感や恐怖などに襲われるという悪循環をめぐります。
大量に使用しているうちに幻覚、幻聴、妄想、被害妄想などの症状が現れます。
覚せい剤は身体的依存は生じないため、手の震えやけいれんなどの離脱症状(禁断症状)はみられませんが、精神的依存は強く現れます。
・シンナー
軽い意識障害を起こして酔っ払ったような状態になり、体が軽くなったような多幸感、幻覚や幻聴などが現れます。
薬物依存症の原因
薬物依存症はアルコール依存症と同様に、遺伝的素質、性格、養育環境が関係していると考えられています。
これらの因子が重なることで、ストレスを感じやすく、不安感、緊張感、憂うつな気分が高まり、自分でも気が付かないうちに薬物を精神安定剤のような目的で用いるようになります。
薬物依存症の治療法
薬物依存症は自助グループなどへの参加が有効的とされています。
ただし、自分自身が薬物依存症である、という自覚を持つことが非常に重要になります。
また、治療意欲を持てるかどうかが治療成果を大きく左右します。
どうしても依存から抜け出せない場合は、薬物を遮断する目的で医療施設に入院し治療を行うことが有効な場合もあります。
数週間から2ヶ月程度の入院が一般的で、退院後も通院による治療を受けたり、グループへ参加することが重要となります。
薬物依存症に関するQ&A
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