インフルエンザの症状

インフルエンザはかぜ症候群の一つとされていますが、流行性が強いため、かぜが「普通感冒」と呼ばれるのに対して、インフルエンザは「流行性感冒」と呼ばれます。
毎年12~2月頃を中心に流行します。
突発的な38度以上の高熱、頭痛、悪寒、関節痛、倦怠感などの症状が現れ、2~3日続きます。その後、鼻汁やのどの痛みなどの普通感冒と同じ症状が出てきます。
通常は3~4日で症状は軽減し、1週間程度で回復します。

インフルエンザの原因

インフルエンザウイルスに感染している人の咳やくしゃみのしぶきを吸い込むことで感染します。これを「飛沫感染(ひまつかんせん)」といいます。
インフルエンザウイルスにはA型、B型、C型の3種類がありますが、冬季に流行するのはA型かB型で、流行する型や流行の規模はその年によって異なります。

インフルエンザの治療法

インフルエンザの診断には専用の診断キットが用いられます。約10分程度で診断結果が出ます。
インフルエンザと診断結果が出た場合、発症から2日以内であれば、タミフル、リレンザという抗インフルエンザウイルス薬を用いて回復を早めることができますが、これらの薬を使用しなくても解熱剤や鎮痛薬などの対症療法と、安静に努めることでインフルエンザは治ります。
インフルエンザの予防には、流行期に入る前のワクチン接種、また流行期に入ってからは人込みに出ない、うがい・手洗いを行うなどを行うことが大切です。

 

 


キャッシュ使用
病気情報を検索することができます。「頭痛 吐き気」などのように、現在の症状を入力することでも検索ができます。このほか、病名などでも検索可能です。検索結果はこの下に表示されます。

病気診断.netカテゴリー