安易な自己判断は重大な病気を見逃すこともあります。症状がある場合は医師にご相談ください。

低血圧症の症状

低血圧症についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。

低血圧症(ていけつあつしょう)とは、血圧が正常値よりも低い状態をいいます、高血圧症の場合とは異なり、数値による明確な基準はありません。一般には最高血圧が100mmHgを下回るような場合を低血圧と呼びますが、この血圧が低いことにより明確な症状が見られない場合は病気とは診断されません。

高血圧症の場合と同様に、原因が無い「本態性低血圧症」と原因となる病気が明らかな「二次性低血圧症」に分けることができます。本態性低血圧は慢性化しているため、症状は持続的であるのに対して、二次性低血圧は、急性な症状が現れるケースが見られます。
なお、低血圧で症状がある場合は、二次性低血圧のように、何らかの病気が原因となっていることも考えられますので、自己判断をせずに、内科など専門医の診察を受けるようにしましょう。

[本態性低血圧症]
血圧を低下させている原因が見つからないタイプです。無症状な場合は低血圧症とはされません。一般には慢性的な立ちくらみやめまい、食欲不振、動悸、倦怠感、頭重感、冷え性などの症状や、寝起きが悪い、朝は元気が出ないなどの症状が代表的です。
なお、急に立ち上がったときなどにめまいや立ちくらみが起こる場合は「起立性低血圧症」とも呼ばれることがあります。

[二次性低血圧症]
低血圧の原因となる病気が明らかにされているタイプで、大きく急性と慢性に分けられます。急性の場合はショック症状や四肢のしびれや意識障害などが起こります。慢性の場合は本態性低血圧と類似する症状が起こります。

 

低血圧症の原因

[本態性低血圧症]
遺伝などによって、親から引き継ぐというような場合が多いとされています。しかしながら原因は不明です。痩せ型で若い女性に多いといわれています。しかし、起立性低血圧症の場合は交感神経の働きが悪いことが原因とも言われます。

[二次性低血圧症]
急性の場合は、心臓病や肺疾患、脳や神経の病気、重い外傷や脱水症状などが原因となります。
慢性の場合は、心臓病をはじめとしたた甲状腺機能低下症、降圧薬や抗うつ薬などの薬の副作用などが挙げられます。

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低血圧症の治療法

[本態性低血圧症]
まず規則正しい生活を心がけ、適度に運動を行うなどして症状を軽減させます。また、バランスの取れた食事を取ることなども推奨されます。こうした改善をおこなっても、低血圧の状態が続き、症状の改善が見られない場合は必要に応じて昇圧剤などの対症療法を行います。
起立性低血圧症の場合は、水分補給や自律神経の機能を高めるためのトレーニングなどが行われます。こちらも改善が見られない場合は降圧剤が処方されます。

[二次性低血圧症]
急性低血圧の場合は救急処置が必要です。また、急性でも慢性でも原因となっている病気の治療を行うことで血圧低下も解消されます。そのため、原因疾患の治療が優先されます。

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低血圧症に関するQ&A

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