バセドウ病の症状
バセドウ病とは、のど仏のすぐ下にある甲状腺が甲状腺ホルモンの分泌量が過剰になってしまう病気です。甲状腺機能亢進症の中でももっとも頻度が高い病気のひとつです。動悸や眼球突出、全身倦怠感、体重減少、発汗過多などが代表的な症状とされます。
以前は、発見者のカール・フォン・バセドウにちなみ、バセドウ氏病と呼ばれました。バセドー病と表記されることもあります。
20-30歳代の女性に多い病気です。男性との患者数比は3-4倍とされます。思春期の子供にも現れることがありますが、子供の場合発症に男女差はありません。
バセドウ病の原因
バセドウ病は甲状腺刺激ホルモンの受容体に対する抗体ができてしまったために、多量の甲状腺ホルモンが分泌されて発症するものです。
なぜ抗体ができるのかの原因は不明ですが、遺伝や環境などが影響していると考えられています。
バセドウ病の治療法
バセドウ病の治療法は、薬物療法、外科療法、放射線照射療法の三つの治療法が挙げられます。
薬物療法(抗甲状腺薬)で甲状腺ホルモンの産生を抑える薬を服用しますが、効果が得られない場合は甲状腺の一部を残して切除する外科手術を行ったり、放射線ヨードを内服する放射線療法を行ったりします。
しかし、外科治療や放射線療法を行った場合、将来的に甲状腺機能低下症のリスク要因となりえます。
バセドウ病に関するQ&A